我が国において、電気事業黎明期のごく初期を除き、戦後の高度成長期までは水力発電は長距離高圧送電とも相まって「電気事業そのもの」であった。また、我が国電気事業は欧米における電気事業の歴史に遅れることなく、ほぼ同時に歩み始めたということは特筆される。第2次世界大戦後しばらくまでは、水力とは電気事業そのものであったといっても過言ではなく、我が国経済の工業化に多大なる貢献をしてきた。第2次世界大戦後に「安い石油の時代」を迎える一方、主要な包蔵水力の開発がし尽された結果、(…更に詳しく知りたい方はログインしてください)
このエントリーを表示する権限がありません。
コメント