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先日のメルマガでは「世界最小の昆虫」を紹介しました。
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「北米に生息する体長0.139mmのホソハネコバチの一種、
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Dicopomorpha echmepterygisのオス成虫。
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細胞レベルの昆虫がいるということにも惹かれますが、
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同じく細胞レベルで起きる昆虫の不思議な現象があります。
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昆虫の擬態はシロオビアゲハなど鱗翅目で有名ですが、
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あくまで個体レベルであり、人間の目でも見ることができます。
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「1つの卵から 2000 〜 3000 頭もの子が生まれます。」
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(寄生バチと狩りバチの不思議な世界、8章、筆者:岩淵喜久男)
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寄主の卵細胞が微絨毛(びじゅうもう、細胞表面の小突起)を伸ばし、
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つまり、寄主の胚細胞は、侵入してきたトビコバチの胚子を拒絶するどころか、
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トビコバチの桑実胚の細胞を同種の細胞と勘違いしているらしい。」
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これを称して、「分子擬態」とも呼ばれています(用語として本
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この話題は鱗翅目と膜翅目という、離れた系統の話でしたが、
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寄生バチの寄主は、同じ仲間の膜翅目にも寄生することが
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かやぶき屋根など、筒状のもののなかに好んで営巣するハチに
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(以下は「12章 竹筒のなかの小宇宙」牧野俊一・岡部貴美子より)
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図2.茅葺屋根に営巣中のサイジョウハムシドロバチ。
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子供の餌にするため狩ってきたノミゾウムシの幼虫をくわえている。
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天敵にはセイボウ科、ヒメコバチ科が知られています。
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図4.営巣中のサイジョウハムシドロバチ(右下)をねらうホソセイボウ(左上)。
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彼らが寄生する相手は、スズメバチなど、大あごと毒針をもつハチたちです。
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セイボウ科のハチは、アルマジロのように身を丸め、頑丈な外骨格で
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(「12章 竹筒のなかの小宇宙」牧野俊一・岡部貴美子より)
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小宇宙といわれる不思議な世界を紹介したいと思います。
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完成が見えてきまして、予約注文の受付をはじめました。
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https://ws.formzu.net/dist/S93315378/
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上記のリンクから、ご希望のタイトルの部数と発送先を入力し、
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なお、ハチたちの綺麗な写真が手元にたくさんありますが、
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斎藤成也先生より2.5節「日本列島人のゲノム進化」を入稿。
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ヤマト人(大多数のヤポネシア人)のゲノム構成を紹介。
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返信いただけましたら次回からの執筆に反映させていただきます。
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