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もっぱらノンアルビールをたしなむようになりました。
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というのも、飲み始めると、つい深酒になりがちであり、
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メルマガをお届けしています(年中無休、毎週月曜の更新)。
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自分の意思とは別に、勝手に体が動き、他者に都合よく操作される現象があります。
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「皆さんなら、一世一元のイベントに妨害者がやってくる恐れがある場合、
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という言葉から紹介されるのは、ブランコサムライコマユバチ。
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(『寄生バチと狩りバチの不思議な世界』第1章より)
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このハチは、寄生相手であるマイマイガの幼虫から脱出した後、
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図13.ブランコサムライコマユバチ(Glyptapanteles liparidis)の集合繭とマイマイガの幼虫。寄主のマイマイガ幼虫はコマユバチが脱出したあとも繭の近くに留まって捕食者をふり払う。
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そのボディガード役を、寄生相手の幼虫にやってもらうという作戦です。
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神経系に感染するRNAウィルスの関与が原因とされます。
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ウィルスに困っているのは、人間だけではないようですね。
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図7.ニホンヒメグモに飛びかかろうとするキマダラクモヒメバチ(Zatypota maculata)の雌成虫。
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「幼虫が終齢脱皮する頃、寄主クモの行動が大きく変化し、
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図3.アワヨトウに産卵しているカリヤサムライコマユバチ。
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図4.アワヨトウ幼虫から脱出しているカリヤサムライコマユバチ3齢幼虫。
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1 脱出してくる間、アワヨトウ幼虫はじっとしている
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2 脱出の後、アワヨトウ幼虫は数十センチだけ前進する
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1の、「じっとしている」には物理的な束縛が答えになります。
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その糸を分解する酵素(トリプシン)を吐き出します。
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自由になったアワヨトウ幼虫が前進するという事情になります。
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図7.カリヤサムライコマユバチ幼虫が脱出した後、前進するアワヨトウ幼虫。
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Harvey et. al., 2008.より抜粋。
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ただし、すでに体内を食い破られたアワヨトウ幼虫は、
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コロナと猛暑、そして店舗の時短営業、買い控えムード、、、
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