と奥さんからのメールを見直したことを覚えています。
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なぜ、生き物はオスとメス、2タイプなのでしょうか。
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特に変わった性の決まり方に触れてみようと思います。
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よく話題になるのが、発生期の温度によって性がきまること。
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3 胚発生の時期が低温か高温だとメス、中間だとオス
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(『遺伝子から解き明かす性の不思議な世界』「第4章 爬虫類の性」より)
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クビワトカゲ(ウィキペディア(Wikipedia)より)
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さて、昆虫にも、温度によって性が決まるものがいるとされています。
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ヤブ蚊の一種(Aedes stimulans)では、
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(『昆虫たちの不思議な性の世界』「第1章 男になるか女になるか」より)
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また、他に性の変わった決まり方をするものもいます。
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では、性染色体を持たない膜翅目では、どうでしょうか。
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このような変わった性決定は、どのような利点があるのでしょうか。
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未受精卵でも子が生まれるので、必ずしも精子が必要ではなくなります。
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産卵する際に、卵に精子をかければメス、かけなければオスというように、
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●利点その3「オス同士がメスをめぐる無駄な争いをしなくて済む」
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寄生バチでは寄生相手から、非常にたくさんの子が誕生することがよく見られます。
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生まれてきたオスたちがたくさんいる場合、交尾相手となるメスをめぐり、熾烈な争いをしなくてはなりません。
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メスをめぐる無駄な争いを避けることにつながります。
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シマメイガコマユバチという寄生バチを調べていると、
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受精卵からもオスが生まれることが明らかになったとされます。
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(『寄生バチと狩りバチの不思議な世界』「第7章 ハチの性と生殖を操作する」より)
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他にも、寄生バチでは、タマゴバチをメスばかりにする研究が進められています。
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その寄生相手は、作物の茎や葉に潜るため殺虫剤が効きにくいガ類です。
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つまり害虫としてのガ類の天敵として、防除に役立てることが狙いです。
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これによってハチの増殖率を大きく増加させることができ、
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昆虫たちの不思議な性の決まり方について見てきましたが、
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バリエーション豊富な性の決まり方が、知られています。
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https://ws.formzu.net/dist/S93315378/
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https://tameshiyo.me/9784909383129
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https://www.isshikipub.co.jp/parasiticwasp-tameshi/
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文章だけでは伝わらない臨場感を、動画で視聴できます。
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