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特に江戸期の人々の鳥に対する感じ方、接し方を見ていきたいと思います。
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(今回の内容は『遺伝子から解き明かす鳥の不思議な世界』
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マナヅル、ソデグロヅル、ナベヅルの記載が多く見られるとされます。
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江戸周辺では、東京都荒川区や台東区で観察されたことがわかっています。
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図7.『名所江戸百景』より「箕輪金杉三河しま」。タンチョウが渡来する豊かな自然環境が江戸周辺にも残っていたことを説明する際に用いられることが多いが、江戸周辺のツルは人為的な管理下にあった可能性も否定できない。 国立国会図書館デジタルコレクションより
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歌川広重の浮世絵では、2羽の丹頂鶴が描かれています。
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また鹿児島県奄美大島では、わずかながら丹頂鶴が飛来したことが
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さらに琉球でも1760年、4羽の丹頂鶴が飛来したという記述が見られます。
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「かつてタンチョウは日本各地に広く分布していた。これを証明するように、江戸時代の資料では東西を問わず日本各地でタンチョウに関する記録を確認できる」
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(「第10章 古文書の「丹頂」からタンチョウを探る」久井貴世より)
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調査が進められた結果、丹頂鶴は日本全国に当時は見られ、
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北海道など特定の地域に限られたものではなかったようです。
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江戸期の人々とどのような関わりを持っていたのでしょうか。
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昆虫界では、数年前から「昆虫食」に注目が集まっていますね。
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イナゴの佃煮など、日本での昆虫食は日常的に見られたようです。
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江戸期の人々も、昆虫を食べていたか定かではありませんが、
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ただし、イナゴのように、庶民が食していいものではなく、
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藩によっては死罪に処され、または罰金(過料)などの懲罰が定められていたようです。
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「贈答品としての利用方法の一つに『塩鶴』がある」。
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調理法としては、「鶴の汁」がメインで、他に煮物、刺身などにされたようです。
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「大抵賞する所のものは黒、白、真にして。黒きものの味い最も美しう」
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黒=ナベヅル、白=ソデグロヅル、真=マナヅルのことで、
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鷹狩りに使用された獲物として、飼育されたとされます。
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(『昆虫たちの不思議な性の世界』大場裕一編著より)
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「江戸名所道外尽 道灌山虫聞」(1859年、国立国会図書館デジタルコレクション)
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なお、ハチたちの綺麗な写真が手元にたくさんありますが、
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文章だけでは伝わらない臨場感を、動画で視聴できます。
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